Archive For The “Exhibitions” Category
照屋勇賢展ー2017年12月9日~17(日)
NYからベルリンへ活動拠点を広げたYUKEN、ヨーロッパの風を受けて大きな変化が見られる今回の個展となりました。メインの作品「遥か遠くからのパレード」(紅型染13m×38cm/2017作品/製作:金城宏次工房)は作品世界の人々が飛び出した様な臨場感あふれる展示場になりました。「プラカード]のインスタレーションも大きな反響があり、ベルリンで購入したジンーンズ生地にさまざまな絵柄が縫い付けられたパンクジャケットも刺激的な作品で目を引きました。久々に制作発表された「ドローイング」作品はYUKENワールドの奥深さを知らせてくれました。ご来場の皆さんありがとうございました。YUKENの益々のご発展ご活躍に期待しましょう。
第16回美術オークション
第16回美術オークション 2017年9月21日(木)~24日(日)
今年になってオークションは3回目となりました。出品参加者も作品数も増える傾向にあるようです。今回は、藤田嗣治のオリジナル版画(サイン付)や大城皓也の油絵、儀間比呂志、大嶺政寛、金城次郎、与那覇朝大、作品等が出品されました。コレクターには絶好の収集チャンス。皆さまのご来廊お待ちいたしております(2017年9月8日)
第15回美術オークション
第15回美術オークションを開催いたします。2017年5月25日(木)~28日(日)まで。今回の大目玉は大嶺政寛1971年作F30号の作品、コンディションも良く、コレクターには待望の作品である。数名の美術コレクターの皆さんから寄せられた作品が主で、物故作家および現在活躍中のベテラン作家作品まで、日ごろなかなか表に出てこない作品も見られます。また、オールドマスターのG・ルオーの版画など美術ファンには楽しみな企画になると思います。入札方法は従来通り記名(希望価格)入札制です。皆さまのご参加をおまちいたしております。(2017年5月24日)
第14回新春美術オークション2017
2017年1月25日(水)~29日(日)※最終日(29日)は午後5時にて入札終了。
第14回新春美術オークションを2017年1月25日(水)から1月29日(日曜日)まで5日間開催致します。オークションの入札方法は会場に展示された作品に限ります。ご希望の作品の入札は、その落札予想範囲額を参考に、作品ナンバー、作家名、作品名、入札日、入札時間、希望の入札金額、住所、氏名、連絡先、記入し、会場に設置された入札箱へ入れるシンプルな方法です。各作品は作品ナンバーと作家名、作品名、エストメイト(落札予想価格)が(00円~00円)表記されます。入札箱の開票は最終日の入札者締め切りの後、スタッフが開票し、各作品の最高入札額の方が落札となります。落札者の方には、後日連絡をいたします。美術ファンにはお目当ての作家作品を買い手の希望価格で購入出来る絶好のチャンスです。■出品作品/大嶺政寛、与那覇朝大、与儀達治、玉城栄一、真喜志勉、金城次郎、島常賀、山田真萬、村田省蔵、ビユッフェ、他・・。
比嘉豊光展-骨は月を見る 戦後70年
2014年11月15日(土)~30日(日) ※17日、24日休み
ひが とよみつ(写真家)1950年読谷村生まれ。琉球大学美術工芸科卒業。ベトナム反戦運動、全共闘、復帰運動、全軍労闘争、コザ暴動、沖縄社会が大きく揺れた1970年前後。大学生の青年豊光は写真クラブにいた。那覇軍港(米軍)でアルバイトをし、そのお金で一眼レフカメラを手に入れ写真家の世界へ進む。1970年の全軍労闘争ドキュメントは人々のエネルギーがこちらに迫ってくる。沖縄(シマ)のリアルと島文化の根力、戦後の沖縄社会にカメラのシャッターを押し続けてきた。「赤いゴーヤー」から「ナナムイ」の祭祀へ、「島クトゥバで語る戦世」から「骨からの戦世」、サシン家比嘉豊光のシマンチュ魂の軸足は微動だにしない。今展では写真と未発表の長編ドキュメンタリー映像作品(360分)を公開します。(入場無料)
■初日(11/15)午後6時より比嘉豊光氏とY氏の対談予定。7時よりオープニングパーティー。
お気軽にご参加ください。
高良憲義展ー植民地-NONー 戦後70年
2014年9月13日(土)~28日(日)
たから けんぎ(美術家)1939年サイパン生まれ。琉球政府立琉球大学美術工芸科卒業。若い世代が戦後の「米軍統治」や「日本復帰」、状況への問いかけが薄れゆく現在、28歳時の高良作品「ナンバープレート」(1967年)は状況と歴史を証言する美術として、県美術館の展示室でリアリティーをもって輝き放っている。現在も年齢を感じさせないシリーズの展開と活動。ポップで弾力性に富んだ感性。75歳のアーティストはダイレクトなプロテスト精神あふれる作品を制作し続けている。今展では「植民地ーNON」をタイトルに本企画展へご参加頂いた。どうぞご期待ください。
※初日9月13日(土)は午後6時より作家トークとオープニングパーティーをいたします。お気軽にご参加ください。
新垣安雄展-歴史に翻弄される不条理な島・OKINAWA-戦後70年
2014年7月12日(土)~27日(日)
あらかき やすお(美術家)1942年南風原町生まれ。琉球政府立琉球大学美術工芸科卒業。1967年「胎動のオブジェ展」第一回個展から今日まで、28回の個展を開いてきた。常に沖縄(島)の歴史と状況に向きい、その真摯な眼差しから生まれた作品群はプロテスト精神と未来へのメッセージに満ちている。72歳の現在もその制作姿勢は一貫して変わらず、精力的で制作の手を緩めない。今展では1960年代初期のインスタレション作品から現在まで、活動50年のダイジェストで展示致します。どうぞご期待ください。(14日・21日は休廊)
*初日7/12(土)は午後6時より作家トークとオープニングパーティーを致します。どうぞご参加ください。入場無料
金城満展-シリーズ「楽園」 戦後70年
2014年5月10日(土)~25日(日) *13日・19日休廊
きんじょうみつる(美術家)。1959年那覇生まれ。琉球大学大学院修了。金城氏の制作現場を訪ねた。様々な色と形をした空きビンがグニャッとへたり込んでいる。ある何らかの力(外圧)が作用したのであろう。5,6個の変形したビンが針金で束ねられ、何とも言葉にしがたい造形。ガラス板上でたたずむ奇妙なビンの群れ。シニカルとユーモアが混在した温かい眼差しが展開する。今展は通年企画「状況-Identity」のスタート企画です。どうぞご期待ください。
*初日5/10(土)は県立博物館・美術館(1F博物館講座室)にて、18:00~21:00まで「美術トークセッション」を開催いたします。金城満×新垣安雄×高良憲義×比嘉豊光各氏と、美術評論家の翁長直樹氏を迎えてトークセッションを予定。どうぞご参加ください。入場無料
第13回新春美術オークション 2014
2014年3月8日(土)~16(日)
■出品作品作家■
北川民次・中川伊作・名渡山愛擴・大嶺政寛・島常賀・竹久夢二・織田広喜・幸地学・金城明一・伊江隆人・城間喜宏・島袋常秀・石垣克子・桑江正・与那嶺竜二・渡辺渉・杉浦芳樹・相笠昌義・岡田青慶・長嶺斉・高田陽子・仲本京子・金城徹・ラスス・西村由布・与儀達治・ラフルスキーほか(順位不同)
金城徹展-ここからみえるもの-
2014年1月11日(土)~19日(日) *13日・休廊
きんじょうとおる(美術家)。1979年沖縄県生まれ。沖縄県立芸術大学造型芸術研究科絵画専修修了。金城徹は日常の何気ないものに目をこらし作品化する。日々の小さな変化から見えてくる新たな風景。気がつけば自分の立っている場所を自覚する。あなたの場所から何がみえますか?
*1/11(土) 18:00よりアーティストトーク致します。皆さまお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。