Archive For The “Exhibitions” Category
【出品作品作家】
大嶺政寛・宮城健盛・草間彌生・リ・ウーファン・山城見信・照屋勇賢・宮城明・翁長自修・永原達郎・牧野宗則・ティン・シャオカン・屋良朝春・小橋川源慶・幸地学・今藤良悦・金城明一・金城満・与那覇大智・浦田健二・吉濱翔・知念結菜・宇地原亨・与那嶺竜二・当真せいじろう・座喜味盛亮・中井結・内山依津花・具志堅梢・金城徹・高田陽子・飯島真枝・桑江正・中田栄至・弘中彩水・平良和宏・濱口真央・上原由布・前田彩・普天間実佳・辻野絵美利・関康広 / 作品総数130余点
粟国久直展 Cube-Babel 2 =生命ーWar=
2012年11月18~27日
あぐにひさなお(美術家)1965年宮古島市生まれ。大阪芸術大学芸術学部卒業。大阪を拠点に活動中。沖縄県立博物館・美術館の開館記念展(2007年)で展示されたガラスの立体作品「Sugar&Strawberry」は、場と歴史性を濃密に表し異彩を放った。今展では粟国氏がここ数年らい手がけてきた物語(小説)「Babel 2」をもとに、ドローイングと立体作品、さらに、土江真樹子氏(映像ジャーナリスト)、大山健治氏(美術家)とコラボレーションした映像作品「CROSSING-交差するまなざし」を発表します。どうぞご期待ください。
*初日(11/18)は午後7時~9時まで作家トークとオープニングパーティーをいたします。お気軽にご参加ください。
浦田健二展 -ATTACK!!!- =生命ーWar=
2011年9月16日~25日
うらた けんじ(美術家)。1984年うるま市生まれ。沖縄県立芸術大学大学院卒業。在学中より個展やグループ展で活発な制作活動を展開。2010年の個展「human≒object」(沖縄県立芸大資料館)では、今日のコミュニケーションの危うさや、人間の存在と身体性をテーマに、優れた映像作品と画像作品を発表し注目を集めた。今後の活躍が期待される若手の作家です。今展では日常と暴力をテーマに新作を発表します。どうぞご期待ください。
*初日(9/16)は午後7時より作家トークとオープニングパーティーをいたします。お気軽にご参加ください。
こねりーず展-宮里志織・上原由布・紺野乃芙子・前田彩-
2011年7月22日~31日
若手陶作家四人からなる“こねりーず”。限りなくファインアートにちかい個性派の陶作品を展示・販売いたします。初日(7/22)の作家トークでは、日頃考えていることや今後の活動展開について各作家にお話していただきます。スタイルの異なるそれぞれの“陶”の世界をどうぞお楽しみください。
■作家トークとオープニングパ-ティー■7/22(金)19:00~20:30 *入場無料お気軽にご参加ください。
2011年5月20日~5月29日
くによし かずお(写真家)。1946年沖縄市生まれ。1970年に琉球新報社入社。報道カメラマンとして活躍してきた。特に在沖米軍の軍事訓練に肉薄し、そのリアリティー溢れる写真は注目された。1984年「観光コースでない沖縄」共著(高文研)、1987年 写真集「基地沖縄」(ニライ社)、1995年「これが沖縄の米軍基地だ」石川真生と共著(高文研)、2000年「琉球グスク群」(琉球新報社)などの写真集を出し、現在はフリージャーナリストの写真家として活躍中。また、個展やグループ展でもスーパーショットの作品を発表し、島の内側から軍隊とその存在理由を問い続ける。基地の内外で行われている米軍の演習、自衛隊や海外での合同演習など、一般の人びとの日常生活では想像できない狂気の風景が我われの暮らしの隣で展開されている。島を侵略し65年も寄生し続ける「軍隊」、この暴力装置を今日の我われはどのように受けとめるべきか?今展は國吉和夫氏の写真作品から、その糸口を見つけたい。
第10回新春美術オークション 〓画廊沖縄開廊30周年記念企画〓
2011年3月10日~20日
【出品作品】
大嶺政寛、玉那覇正吉、宮城健盛、普天間敏、マリー・ローランサン、丁紹光、ポール・アイズピリ、幸地学、名嘉睦稔、ヒロ・ヤマガタ、ベルナール・ビュッフェ、城間喜宏、伊江隆人、オノサト・トシノブ、菅井汲、アンディ・ウォーホル、草間彌生、川俣正、マルク・シャガール、喜久村徳男、山城見信、与儀達治、ベルナール・シャロワ、セルジュ・ラシス、山元文子、喜友名朝紀、ポール・ヴンダーリッヒ、金城満、石垣克子、儀保克幸、仲本京子、ジェームス・リジィ、他多数*最終入札は3月20日午後2時までとなります。*今回のオークションでは、県内在住の若手作家や作家志望の方々の作品も出品・展示いたします。
与那覇大智展-Home-Reflection- 〓日米安保改定50年企画〓
2010年11月13日~28日
よなは たいち(美術家)1967年沖縄市生まれ。 沖縄県立芸術大学卒業、筑波大学大学院修了。以後十数年東京を拠点に活動を続けている。1997年第11回ホルべインスカラシップ奨学者。2000年VOCA展出品。2005~06年文化庁新進芸術家海外留学制度により米国フィラデルフィアに留学。2008年「沖縄プリズム」(東京国立近代美術館)にて作品を発表。旧コザ(沖縄市)の米軍基地に隣接する地域に育った与那覇氏。今企画の「日米安保と沖縄」を、生まれ島の外側からどのように向き合い、捉え返すのか期待される。新作「Home-Reflection-1」(91×162cm)は無重力の天空から、地上の営みや来るべき未来を映しているかのようだ。
阪田清子展-止まったカーテン- 〓日米安保改定50年企画〓
2010年9月18日~10月3日
さかたきよこ(美術家)。1972年新潟生まれ。沖縄県立芸術大学大学院造形芸術研究科修了。2002年「モノクロームの魅力Vol.1」(佐喜眞美術館/沖縄)を皮切りに、2003年「重なる時・交わらない場所」(exhibit Live & Moris Gallery/東京)、 グループ展「WANAKIO 2003」(沖縄)、「トーキョーワンダーウォール 2004」(東京都現代美術館)、 「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭 2006」(新潟)、「沖縄文化の軌跡1872-2007」(沖縄県立博物館・美術館)、「沖縄プリズム1872-2008」(東京国立近代美術館)など各地で発表。十数年来沖縄を拠点に活動を続ける阪田の作品からは「場」と「状況」に向き合いつつ、本土からやってきた者の「不安」や「よるべなさ」「ぎこちなさ」が漂う。今展の政治的、社会性濃厚なテーマにどう挑むのか。 阪田のクールでしなやかな感性から、美術の豊かな創造性と可能性(ヴィジョン)が期待される。
森口豁展-さよならアメリカ- 〓日米安保改定50年企画〓
2010年5月15日~30日
もりぐち かつ(ジャーナリスト・映像作家)1937年東京生まれ。 玉川大学を中退し沖縄へ移住。1958年に琉球新報社会部記者を経て、日本テレビ記者(沖縄特派員)カメラマン、ディレクターを務め、1974年まで15年間沖縄で暮らす。沖縄の問題をテーマにしたテレビドキュメンタリー作品を28本制作。『ひめゆり戦史 いま問う国家と教育』、『島分け 沖縄鳩間島哀史』などでテレビ大賞優秀個人賞。日本ジャーナリスト会議奨励賞受賞。その後も、ビデオによる沖縄戦体験者の証言記録にも取り組み、2003年は山形国際ドキュメンタリー映画祭に参加。現在も沖縄に関わる報道を続けている。「ヤマト嫌い」、「だれも沖縄を知らない」など、沖縄を題材にした著書多数。今展では米軍統治時代から撮りためた写真30点の展示と、ドキュメンタリー作品「沖縄の十八歳」(1966年),「激突死」(1978年),「昭和が終わった日」(1989年)など14本の作品を画廊にて上映します。(会期中、土・日曜日の午後4時より上映。*入場無料)
上原由布-ライン-
2010年3月23日~28日
うえはらゆう(陶作家)。1983年沖縄県南風原町生まれ。沖縄県立芸術大学工芸専攻陶芸コース卒業(2006年)。京都市立伝統産業技術者研修陶磁器コース専修科修了(2008年)。同年沖縄に工房を構える。大学在学中、グループ展「みなも」(那覇市)に参加。以降08年、09年にもグループ出品し、活動展開している。柔らかな器たちのラインが目に入る。スタンダードの器に今日的な感性をどう展開するか期待される。