1988年2月9日~14日
1928年パリに生まれる。1944年パリ美術学校に入学、ナルボンヌに師事する。1947年わずか19歳の若さでアンデパンダン展、サロン・ドートンヌに出品、初の個展を開いて画壇に登場する、翌年クリティック賞を受賞し、第二大戦後の抽象絵画全盛期に“具象絵画の旗手”としての名声を博し、わずか数年の間に画壇の竈児“ピカソの再来”と騒がれるまでになる。1958年シャルパンティエ画廊で大回顧展を開き、日本でも1963年に東京、国立近代美術館でのビュッフェ展をはじめ1969年~1970年には各地で新旧作展を開催。1973年、静岡県にビュッフェ美術館がつくられ、1980年春には初来日し、このときのイメージをもとに数かずの名作を制作している。