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2025/戦後80年企画展=


5月池原優子展/7月照屋勇賢展/9月与那覇大智展と歩んだ本企画、

最終回は戦前生まれのパワフルなアーチスト高良憲義展(11月21日~11月30日)の開催です。

 


 



与那覇大智展は終了いたしました。

多くの美術ファンにご来廊頂き有難うございました。

  沖縄県芸大卒業、筑波大学大学院修了。つくば市を拠点に活動を続け35年の与那覇氏。

ー戦後80年企画展ー・・今は無き故郷の自室ドア・・

ノブに手をかけ窓のカーテンを開いた。

現在も変わらぬフェンスと米軍基地風景・・・

彼方にはどんよりとした空が・・・

自室内は淡い光と影が交差し、「内」と「外」の境界が・・

差し込む光に乱反射する闇の世界が展開した・・。




 


 

 


 

 


 

 


 

 

 

 


 



 



 


 照屋勇賢展は終了いたしました。

多くの方々にご来廊頂き有難うございました。

ドイツのベルリンを拠点に国際的な規模でアート活動するYUKEN・・

戦中戦後の祖父の物語にはじまり戦後の「天皇メッセージ」を作品化・・

さらに抗い・・あるべき未来の姿を想像し、

「期待=希望」を込めたバルーンアートの展開は多くの感動を与えました。

皆さまのご来廊有難うございました。



 




 








池原優子展は無事終了致しました。多くの美術ファンの皆様ご来廊有難うございました

戦後80年の現在、全日本の米軍基地の70%を抱え込まされた沖縄社会。

巨大米軍基地の街に暮らす生活者の心象が反映された作品は、観る人に様々なイメージを促し、

沖縄の歴史と現況に目を向け、未来社会を想像する機会を与えました。







戦後80年企画展

ー声を未来へー


 1945年第二次世界大戦(太平洋戦争)が終結。沖縄の地上戦では20数万人の死者があり、戦後の焦土化した復興期、琉球列島は27年間の米軍統治下にあった。米軍統制の下、琉球政府時代(1957~1972)を経験し、1972年日本国へ「復帰」、現在に至っている。しかし戦後80年を経た現在「日米同盟」の下、巨大な米軍基地と部隊の駐留は変わらず、その構図は様々な課題・難題、解決すべき問題を内包したままである。「基地の無い沖縄」平和な島を願う島人の声も叶わず「復帰」=「沖縄県」が進められてきた。その「歴史のねじれ」は産業、文化、経済、教育、歴史、風俗、自然環境・・など多くの分野へ影響を与えている。更に、昨今の与那国~奄美まで琉球列島が自衛隊「南西シフト」の軍事基地設置(軍備強化)により沖縄・琉球列島が「日本の防波堤」化し戦前の軍事シフト再来の構図との声も聞かれる。戦後80年の節目に、その歴史的過程や様々な課題・難題に向きあい、アートは未来へどのような「声」を発するのか・・・。外側からの眼差し、内側からの眼差し、地域を横断し国境を越えて広く展開するアート。活発な美術活動を続ける4人のアーテイストの企画展を予定致!

5月 池原優子展/7月 照屋勇賢展/9月 与那覇大智展/11月 高良憲義展

 



画廊沖縄

〒901-1114/沖縄県南風原町神里373

Tel :(098)888-6117/メール:galleryokinawa1981@gmail.com

11:00-17:00 日・月・祝日・休廊

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