高良憲義 展 2025.11.21~30    琉球処分~万国津梁

高良憲義 展 2025年11月21日~30日

1939年サイパン生まれ。琉球大学美術工芸科卒業。太平洋戦争で兄妹を亡くし家族でパラオ島より沖縄へ帰還する。敗戦後の混乱と復興期、1967年初個展「現代美術研究会」グループ「NON]に加わり、ネオダダの前衛美術を発表する。美術教師時代20年余禅の修行を・・・。

1993年以降、沖縄の自然環境や社会状況に向き合い、森や海、米軍基地など、「場」と「歴史」にフォーカスした作品を発表し続ける。今展で30回目の個展を迎えた。本展では、琉球・沖縄の近現代史を視野に入れ、明治の1879年琉球国王=尚泰が日本兵に強制連行「琉球処分」、敗戦後1951年サンフランシスコ条約「第二の琉球処分」、1972年沖縄の日本復帰を「第三の琉球処分」とし、琉球・沖縄の歴史をダイナミックに可視化した作品を展開した。ウオールペインテイングのバスキアや抗うバンクシーを彷彿させる力強い作品群・・未来へ希望を込めた高良の「万国津梁」精神の声が会場に響き渡った。