1986年6月13日~22日

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ミロ(1893~1983)JOAN MIRO1893年バルセロナ生まれ。同地のガリ美術学校に学び、1918年野獣派(フォービスム)的作品で最初の個展を開く。1919年パリに出て、ダダの運動に参加、超現実主義(シュルレアリスム)グループに入り、主観的傾向を強め、作風は徐々に抽象化してきた。有機的な形態や象形文字のように単純化された星や女や鳥をつくり出し、原始人の絵のような明るい自由奔放な作風を確立した。創作は絵画に限らず、セラミック、彫像、タピスリー、などあらゆる造形美術に精力的な制作ぶりを続けている。日本では66年に大回顧展が開かれた。現代絵画に多大な功績を残し、1983年に90才に生涯を終えた。