Archive For The “Exhibitions” Category
第26回美術オークション 2023年3月15日(水)~19日(日)
オークションへのご出品、入札のご参加、落札頂きました美術工芸ファンの皆様誠にありがとうございました。大切な美術品を未来へ、次世代へバトンタッチのオークションまた、次回をお楽しみにしてください。【出品作品】末吉安久・島常賀・仲嶺康輝・仁王・大城皓也・小橋川源慶・金城次郎・大嶺信一・宜保次郎・中村徹・島袋常明・渡慶次眞由・石嶺傳郎・大浜用光・名渡山愛廣・與那覇朝大・翁長自修・田中興八・宮良瑛子・玉那覇有公・稲嶺盛吉・屋良朝春・当山進・國吉清尚・大浜英治・玉城栄一 他46点、43点が落札されました。美術工芸の次代へバトンタッチが順調です。
豊里友行 展ーPatchwork Okinawa 50ー2022.11.12~20
豊里友行 展ーパッチワークオキナワ50-2022年11月12日(土)~11月20日(日)/14日休廊 /11:00~17:001976年沖縄市生まれ。1995年コザ高等学校卒業。写真を撮り始める。1999年日本写真芸術専門学校(東京)卒業し帰郷。2017年『オキナワンブルー抗う海と集魂の唄』(2015/未来社)で、さがみはら写真新人奨励賞受賞。「米軍統治時代や世替わり(日本復帰)を経験してないからこそ、写真家として記録すべきことがある」と語る豊里氏。1972年「日本復帰」後、急速に変わりゆく沖縄社会の有り様にカメラを向け続ける。豊里の眼差しによって集められた「沖縄の今」を捕らえた作品群、観る者に様々な角度から今日的問題、歴史的課題の根幹に誘う。その累積はまさにパッチワークオキナワであり、人々の来るべき未来社会を問いかける。
仁添まりな展-No man’s land-視点を変える旅-2022.5.20~29
仁添まりな展ーNo man’s land-視点を変える旅ー2022年5月20~5月29 ※23 closed
1993年沖縄北谷町生まれ。2021年沖縄県立芸術大学大学院後期博士課程修了。第73回沖展絵画部門奨励賞受賞(2022年)。「旅するように描きたい」と話す仁添が描く生きものたちは、新たな命が吹き込まれたかの如く、艶やかで絶妙な湿度をまとい、生を謳歌する。祝祭と哀れみが混在するような迫力ある画面から、現代の琉球絵画師の誕生を予感させる。近年目覚ましい活躍を見せる仁添まりなの初個展となります。今後の活動にどうぞご期待ください。
第25回美術オークション 2022.3.10~13
第25回美術オークション 2022年3月10日(木)~13日(日)
ウイズコロナ世を踏まえた開催でした。ワクチン接種、マスクとアルコール消毒、検温が日常的になりご来廊される方々のご理解とご協力で無事に終了しました。多くの美術ファン、コレクターがご参加いただき50点余の出品作品の46点が落札されました。ご出品されたコレクター、落札された美術ファンの皆様に心より感謝申し上げます。出品作品の大嶺政寛、与那覇朝大、金城次郎、は4~7票の入札がありサイレントの激しい競り合いになりました。また今回は先の大戦で出兵し、シベリア抑留生活を経験した画家=高江洲盛一(1923~2013)作品の出品があり、戦後沖縄「復興期」の平和を願うような穏やかな風景画が静かな注目を集めました。さらに、稲嶺盛吉(ガラス器)山之口獏(色紙書)の出品は初めての領域で入札の有無が気になりましたが、見事に落札されました。次回もどうぞご期待ください。The-Gallery-voice-No.65.pdf
照屋勇賢展-Roots-線と色とかたち-2021.11.27~12.5
照屋勇賢展-Roots-線と色とかたち 2021.11/27-12/5 *29 closed
1973年沖縄県南風原町生まれ。世界のアートシーンで活躍を続けるYUKEN.画廊沖縄で4度目となる今展では、ドローイングやコラージュの新作を中心に空間を構成します。「沖縄での展覧会は特別」と話す照屋。作品に落とし込まれる線と色、そしてかたち。「復帰」から50年の節目を前に、「今」とそして「これから」の沖縄をみつめます。どうぞご期待ください。
第24回美術オークション2021.9.15~19
第24回美術オークション 2021.9/15(wen)-19(sun)
コロナ禍での展覧会やオークションのの開催も日常のものとなってきました。美術と対面し、その場所に立つという時間や空間の貴重さが、日々増しているように感じます。24回目となる当美術オークション。先人たちが描いてきた沖縄、そして沖縄で制作された美術工芸作品を中心に、約50点が出品されております。ぜひご覧ください。
【出品作品】大嶺信一・玉那覇正吉・具志堅聖児・儀間比呂志・與那覇朝大・大見謝文・城間喜宏・与儀達治・翁長自修・喜久村徳男・屋良朝春・金城明一・中川伊作・玉那覇有公・中島イソ子・平良晃・清水晶一・服部譲司・赤嶺正則・金城次郎・仁王・國吉清尚・島袋常明・小橋川源慶・小橋川清正・島武巳・小橋川永弘・小橋川清次・宮城智・儀間常照・具志堅全心・ポールロリマー・当真裕爾 他
金城明一展-風ちりてぃみぐる-2021.6.19~27
金城明一展 -風ちりてぃみぐる-2021.6/19(土)~27(日)
1954年沖縄県東風平生まれ。1975年中の島美術学校卒業(大阪)。初期の力強く激しい描写から、近作は描き込みを抑え、いかに沖縄の空気をとらえるかに挑んでいる金城明一。風と連れ立ってめぐる。コロナ禍の今、ありのままの沖縄を描いてきた金城氏の作品を前に、私たちはそこに何を見ることができるでしょうか?
第23回美術オークション2021.3.17~21
第23回美術オークション2021.3/17~21
今回のオークションでは、沖縄の物故作家のみならず、現役作家の大作も含め50点余の作品が出品され、44点の作品が落札されました。美術ファンから次世代の美術ファンへ。作品が確実にリレーされてゆく事に手ごたえと意義を感じております。次回もどうぞご期待ください。
【出品作家】山田真山・金城次郎・小橋川仁王・新垣栄三郎・島袋常孝・國吉清尚・島常賀・小橋川永弘・金城敏男・玉那覇有公・儀間比呂志・与那覇朝大・屋良朝春・島袋常明・小橋川源慶・島袋常戸・新垣勲・島武巳・島袋常善・壱岐幸二・当真裕爾・尚武・永原達郎・喜友名朝紀・稲嶺成祚・屋冨祖盛美・幸地学・名嘉睦稔・山田武・金城明一・宮良瑛子・与那覇大智・中村徹・与那嶺芳恵・赤嶺正則・カトラン他(オークションは落札希望額入札制です)
胡宮ゆきな展ーキメラ オキナワ■異質同体ー2020.12.8~20
胡宮ゆきな展ーキメラ オキナワ■異質同体ー
2020年12月8日(火)~20日(日)大学院卒業後、2014年から台湾へ渡り活躍の場を広げる胡宮。2013年の初個展(画廊沖縄)以来となる今展では、銃や鳩、シーサーや首里城をモチーフに、よりアイロニカルな展開をみせています。胡宮がみているオキナワ、考える未来。コロナ禍で作家の在廊はありませんが、台湾とリモートでつなぎます。海を越えた異国からの眼差しに、どうぞご期待下さい。こみやゆきな1987年沖縄生まれ。沖縄県立芸術大学大学院造形芸術研究科卒業。現在、台北を拠点に個展、グループ展、アートフェア等で作品を発表しファンを増やしている。
第22回美術オークション2020.9.16~20
第22回美術オークション/2020年9月16日(水)~20日(日)終了いたしました。コロナ禍の状況での開催でしたが、ご参加頂いた美術ファンのご協力、ご理解で感染予防に努めながら無事終えることができました。ご参加の皆様に心より感謝申しあげます。51点出品があり、43点(落札率85%)が落札さてました。次世代の美術ファンやコレクターに確実にバトンタッチされました。今回も人気作家作品に5件~7件に入札があり、エキサイティングなオークションとなりました。しかしながら、コンディションが気になる大嶺政寛作品(油彩M30号1956年作)は落札され、作品の設置、保存環境の重要さを思い知らされました。多湿、高温、直射日光を避けて、定期的にクリーニングや気配り点検を痛感いたしました。また次回のオークションをご期待ください。(画廊主)