Archive For The “Exhibitions” Category
2010年3月16日~21日
こんののぶこ(陶作家)。1983年大阪府堺市生まれ。沖縄県立芸術大学工芸専攻陶芸コース卒業(2006年)。同大学研究生修了(2007年)。紺野は在学中、グループ展「Kyo-Ryu Art project」(那覇市)に参加するなど積極的な活動を展開する。卒業後は名護市「土の実ファーム」の築窯に関わり現在も同窯にて制作活動中。やんばるの奥深い森は作品に大きな変化を与えたようだ。足下の土にこだわり従来の予定調和におさまらない作品が生まれた。期待の若手作家の誕生をみる思いだ。
宮里志織展-ツギハギブギウギ-
2010年3月9日~14日
みやざとしおり(陶作家)。1982年沖縄県那覇市生まれ。沖縄県立芸術大学工芸専攻陶芸コース卒業(2006年)。同大学大学院造形芸術科生活造形専攻陶磁器専修。同大学院修了(2009年)。現在、「糸満工芸陶苑」に勤務。大学在学中にグループ展「みなも」(2005年)に参加。08年、09年グループ展へ参加し、積極的な発表活動をしている。タタラ成形の技法で生まれた作品は、ユニークな造形性と野性味があり魅力的である。
前田彩-おしゃべりな土-
2010年3月2日~7日
まえだあや(陶作家)。1981年奈良県天理市生まれ。沖縄県立芸術大学陶芸科卒業(2006年)。同大学陶磁器研究科卒業(2007年)。前田は卒業した2006年、早くも個展(那覇市)を開いている。07年,08年はグループ展に参加し、活発な制作活動を展開。09年の個展(リウボウ美術サロン)ではユニークな動物たちの陶のオブジェを発表し注目された。コンテンポラリーの陶作家の今後の展開が楽しみである。
儀保克幸展-ここにいるわたし- 〓Install-1609〓
2009年11月14日~29日
■薩摩の琉球侵略400年・2009年特別企画展■
儀保克幸(現代彫刻家)。1967年大阪生まれ。5才の頃、沖縄県南風原町に転居。東京造形大学卒業(1990年)。92~95年「街と彫刻展」(那覇市)に参加。94年「彫刻の現在展」(りうぼうホール)では詩情性にあふれる独特の木彫のインスタレーションが注目された。以後、活動拠点を東京に移し、個展とグループ展を活発に展開している。無垢な少女像は問いかける「わたしの未来は?」かたくつぐんだ口元に意志を携えて、少女がまなざす向こうに映し出される風景とは。儀保克幸氏の郷里での初個展になります。どうぞご期待下さい。
照屋勇賢展-Cut- 〓Install-1609〓
2009年9月12日~27日
■薩摩の琉球侵略400年・2009年特別企画展■
てるや ゆうけん(現代美術家)。1973年沖縄生まれ(南風原町)。多摩美術大学卒業(1996年)、NYのMFAスクール・オブ・ビジュアルアーツ修了(2001年)。NYを拠点に制作活動。琉球伝統の紅型に米軍戦闘機や軍事訓練を文様とした「結い You-I 」、大量消費される紙袋を使用した「Notice Forest 告知-森」の作品で国内をはじめ国際的なアートシーンで注目をあつめる。MOMA、グッケンハイム美術館などに作品が収蔵され、世界の現代美術にYUKEN TERUYAの名を記した。今回は薩摩の琉球侵略支配400年企画テーマ作品に加え、これまでの作品ダイジェストと未発表作品を展示します。どうぞご期待ください。
大浦信行展-遠近を抱えて- 〓Install-1609〓
2009年5月16日~31日
■薩摩の琉球侵略400年・2009年特別企画展■
おおうら のぶゆき(美術家・映画監督)1949年富山県生まれ。19才で絵画制作、24才で8ミリ映画を始める。1975年渡米。荒川修作のもとで7年間助手をつとめる。NY滞在中に自画像として描かれた版画、天皇コラージュ作品「遠近を抱えて」を制作(1982~5年)。「富山の美術’86」展で同作品展示。富山県立近代美術館が同作品購入。以後、同美術館により同作品が非公開売却され、展示カタログ焼却事件(93年)が起こる。90年代、美術と表現の自由、天皇制、美術館のあり方等を巡って話題となる。95年同名の映画制作。「日本心中 針生一郎・日本を丸ごと抱え込んでしまった男。」(2001年)、「9・11-8・15 日本心中」(2005年)を映画制作。今展では「遠近を抱えて」全作14点を展示いたします。期間中、上記映画三部作の上映も予定しております。 (土・日PM4:00より上映/入場無料)
金城満展-Sweet400- 〓Install-1609〓
2009年1月17日~31日
■薩摩の琉球侵略400年・2009年特別企画展■
今年は薩摩の琉球侵略支配(1609年)以来400年になります。この歴史の節目の年にあたり、美術による未来の沖縄像を探り試みる企画展を行います。第一回は「石の声」「鉄の記憶」で知られる美術家、金城満(1959年生まれ)氏が歴史400年に視線を注いだ新作Sweet400シリーズを発表いたします。
中ザワヒデキ展
2008年11月15日~30日
1963年新潟県生まれ、美術家。千葉大学医学部卒業。学生時代からアクリル絵画を制作。84年第5回日本グラフィック展佳作、86年初個展。90年イラストレーターに転身。95年度マルチメディアグランプリMMAアーティスト賞。97年より美術家として活動。2002~2003年文化庁芸術家研修によりニューヨークに滞在制作、2003年VOCA展奨励賞。パソコンを使用した「バカCG」、「方法絵画」、「脳内混色絵画」、「脳波ドローイング」などで知られる。2008年10月北京で滞在制作。
桃原須賀子展 -浮遊-
2008年9月13日~28日
1960年那覇市生まれ。玉川大学芸術学科美術専攻油絵科卒。爽やかなドリッピングと重層したアクション画面で知られる桃原須賀子が、数年前から活動を再開した。躍動するモダンな造形空間から、女性らしい感性に満ちた、シンプルな自己の内面世界へ。内なる厳しい旅人の至り着く精神世界、それを想わせる展開だ。今回は「浮遊」シリーズを発表します。
第9回 美術オークション
2008年7月15日~21日
県立博物館・美術館が開館し、沖縄の美術の流れが明らかにされてきました。展示された作品には時代の風や美意識に満ちた情熱を感じることができます。久しぶりに美術オークションを開催いたします。県内の画家をはじめ国内外作家作品が集まりました。どなたでも自由にご参加いただけます。オークションは記名入札制です。どうぞお気軽にご来廊ください。 (入場無料)
■入札期間7月15日(火)~7月21日(月・祝日)Am11:00-Pm6:00 *最終日21日は午後5:00終了
■出品作家【山田真山/柳光観/金城安太郎/大城皓也/近藤良悦/宮城健盛/城間喜宏/喜友名朝紀/稲嶺成祚/喜久村徳男/屋良朝春/翁長自修/幸地学/ルオー/ビュッフェ/丁紹光/マリー・ローランサン/竹久夢二/ラスス/他多数