Archive For The “Exhibitions” Category
2013年11月16日(土)~24日(日) (18日)月曜日休み
土を手に制作を続けている若手陶作家たちのグループ「こねりーず」の2回目の展示会です。それぞれに生活環境の変化がありながら、「土」と「炎」の新たな地平を探る制作と多様な展開の試みがみられます。今回は紺野乃芙子、木村容二郎、西村由布の3人の新作を展示致します。どうぞご期待ください。
※初日(16日土曜日)は午後6時より作家トークとオープニングパーティーをいたします。お気軽にご参加ください。
画廊コレクション展
2013年9月7日(土)~15日(日) (9日)月曜日休み
1981年に創業致しました当画廊は、お陰様で今秋33年を迎えました。日頃のご愛顧とご支援、誠に有り難うございます。今展では、これまでの企画展の足跡を振り返り、更なる展開をイメージする意味で、これまで取り扱って来ました作家さんの作品コレクションを展示致します。セレクトされた作品は販売も致します。どうぞご期待下さい。
<展示作品作家>A・ウォーホル、草間彌生、川俣正、F・ステラ、菅井汲、サム・フランシス、磯崎新、リー・ウーファン、大浦信行、R・ラウセンバーグ、関根信夫、M・コスタビ、幸地学、他内外の作家作品を多数展。
佐藤文彦展ー失われた ものを求めて
2013年5月11日~26日(13日, 20日)月曜日休み
さとう ふみひこ(美術家/大学講師)1966年東京生まれ。1973年両親とともに沖縄へ移住、現在に至る。沖縄県立芸術大学絵画専攻卒業(1990年)。東京藝術大学大学院後期博士課程油画専攻修了。大学院時代は「琉球の絵画様式」の研究に打ち込み、『「御後絵」再生の現代的意義』にて博士学位取得(1995年)。鎌倉芳太郎著「沖縄文化の遺宝」と出会い、1945年の沖縄戦で消失した歴代の琉球国王の肖像画「御後絵」10点をモノクロ写真をもとに再現し注目された。琉球・沖縄の文化継承や琉球語の消滅、歴史認識が危惧される今日にあって、再現された琉球国王の「御後絵」に対面する事は多くの発見があるでしょう。今展では歴代の国王肖像画と佐藤氏の研究の原点とも言える作品を展示致します。どうぞご期待ください。
※初日(5/11)は午後6時~8時まで作家トークとオープニングパーティーを致します。お気軽にご参加ください。
第12回新春美術オークション
2013年3月2日(土)~3月10日
■出品作品作家■
大嶺政寛・与那覇朝大・幸地学・屋良朝春・金城明一・伊江隆人・城間喜宏・島常賀・島袋常雄・小泊良・上原一明・石垣克子・平良和宏・桑江正・桃原須賀子・胡宮ゆきな・浦田健二・辻野絵美利・織田広喜・当真せいじろう・与那嶺竜二・新垣初子・関口茂・ミズテツオ・菅井汲・(他)
胡宮ゆきな展 談談笑笑 tantan-xiaoxiao
2013年1月18日~27日
こみやゆきな(美術家)。1987年沖縄県生まれ。2012年沖縄県立芸術大学大学院・陶磁器専修修了。様々な素材をつかい、記憶の中にある感覚や感触を視覚化したその作品は、不思議なリアリティを放ちながら私たちに語りかける。愉快な話?悲しい話?それとも夢の話?期待の若手アーティスト初個展となります。ご期待ください。
*1/19(土) 18:00よりアーティストトークを致します。皆さまお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。
阪田清子展 Story-Reclaimed Land 〓復帰40年企画〓
2012年12月14~27
さかたきよこ(美術家)1972年新潟県生まれ。沖縄県立芸術大学大学院造形芸術研究科修了(2001年)。日米安保改定50年企画(2010年)にて、場の歴史と状況に漂う空気感を、繊細なタッチと真摯な眼差しで捉えた作品「止まったカーテン」を発表し注目を浴びた。沖縄に移り住んで20年近い阪田。時と場の心音に耳をあて、ふるえる手を抑えるように制作している。沖縄の現況において、その問題の核心を照射し明快に可視化したとも言える作品「Story-Reclaimed Land」は、静謐にして普遍的な「抗い」を帯びており、阪田の生んだ傑作の一つであろう。復帰40年にどのように映るのだろうか。
*初日(12/14)は午後7時~9時まで作家トークとオープニングパーティーを致します。お気軽にご参加ください。
照屋勇賢展 YUKEN TERUYA EXHIBITION 〓復帰40年企画〓
2012年11月23日(金)~12月2日(日)*26日休廊 am11:00~pm6:00
てるやゆうけん(美術家)1973年生まれ、NY在住。多摩美術大学卒業。スクールオブビジュアルアーツMFA大学院修了(2001年)。照屋氏は「Notice Forest・告知-森」に代表されるように、社会的メッセージ性に富んだ作品を次々と生みだし、国際的なアートシーンで注目を集めている。現在では、世界各地の美術館やアートショー、Galleryなどで活発な発表活動を展開し多忙を極めている。今展では復帰40年の節目にちなんだ作品を展示いたします。どうぞご期待ください。
*初日(11/23)は午後7時~9時まで作家トークとオープニングパーティーを致します。お気軽にご参加ください。
金城満展-シリーズ「免疫」- 〓復帰40年企画〓
2012年9月21日~30日
きんじょう みつる(美術家)1959年那覇市生まれ。琉球大学大学院修了。96年「石の声」、99年「鉄の記憶」など沖縄戦史のアートプロジェクトを発表。場の持つ歴史(過去性)と状況(現在性)に反応する身体や、記憶と喪失の狭間でもがく『心性』を追求してきた金城氏。今展では復帰40年で、「何が変わり、何が変わらなかったのか?」をテーマに、自己を問い直し映像・音楽・絵画のハイブリッド作品を発表します。デジタルとアナログが交差する金城氏の多才な作品にどうぞご期待ください。
*初日(9/21)は午後7時~9時まで作家トークとオープニングパーティーを致します。お気軽にご参加ください。
高良憲義展-ぼくは戦争難民- 〓復帰40年企画〓
2012年7月20日~29日
たからけんぎ(美術家)1939年サイパン生まれ。琉球大学美術工芸科卒業。1967年「ナンバープレート」で初個展。以後「現代美術研究会」、グループ「NON]で前衛的な作品を発表する。しかし美術教諭職にあって活動を一時休止。1993年より「草シリーズ」を発表、活動を再開する。その後、「森」、「土」、「海」、「基地」、「戦後」の各シリーズを精力的に制作発表し、今日まで毎年個展を続けている。高良氏の沖縄戦後史とも言える作品群は、力強いダダイズム精神をたずさえ、実直な視線を状況と社会に向けている。
*初日(7/20)は午後7時~9時まで作家トークとオープニングパーティーを致します。お気軽にご参加ください。
豊里友行展 -白い地図- 〓復帰40年企画〓
2012年5月11日~20日
とよざとともゆき(写真家/俳人)1976年沖縄市生まれ。日本写真芸術専門学校卒業(東京)/樋口健二氏に師事。1999年帰郷後、沖縄の社会問題をテーマに活発な取材活動を続けている。「辺野古」(2005年)、「海鳴りの島・沖縄」(2008年)などの写真展をはじめ、写真集「東京ベクトル」(2008年)、「彫刻家・金城実の世界」(2010年)、「沖縄1999-2010」(2010年) を発表。米軍統治時代を体験してない復帰後世代。復帰40年の現在、新世代がどのように沖縄社会を捉えるのか興味深い。
*初日(5/11)は午後7時~9時まで作家トークとオープニングパーティーをいたします。お気軽にご参加ください。