1988年11月1日~6日

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ロベルリッシュ(LOBEL-RICHE)は、1880年フランス人の両親のもとにジュネーブに生まれる。作風は1914~1918年の大戦を描いたものからモロッコ風景など多様。一般にはパリの娼婦の世界をテーマにした諸作で知られる。又、挿画(銅版)も数多く手がけ、ボードレールの「パリの憂愁」「悪の華」、モーパッサンの「メゾン・テリエ」、ワイルドの「サロメ」等、名作を数多く残し高く評価されている。今回の展示作品はC.MAUCLAIR著「女のエチュード」(1920年)より銅版画30点を展示致します。皆様のご来廊お待ちしております。