2007年3月17日~4月1日
IMG_0001_2
1978年北谷町生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。上間彩花は大学在学中から写真やパフォーマンスなどあらゆる表現を試み「第21期国際瀧富士美術賞」受賞、「第10回ARTBOX大賞展」大賞受賞、2006年・2007年2年連続沖展賞受賞など、精力的に発表を続けてきた。デジタルアートやJポップアート、コンセプチャルなコミュニケーションアートが注目される今日のアートシーンにあって、上間の作品は確かにそこにあるという圧倒的な存在感で観る者の五感を強く刺激する。ドローイングと紙コラージュにこだわったその手法が「ぴったりと肌になじむ」という。イメージと格闘し画面にむかうその姿は、見えない何かを見ようとしているようにもみえる。氾濫する情報、希薄な人間関係、失われようとしているもの・・・上間の作品を前にしたとき、身体の奥深くにねむる記憶や感情、そして失われつつある何かに気づかされる。

 

 

 

 

_8f_e3_8a_d4_8d_3 _8f_e3_8a_d4_8d_4