2007年5月19日~6月3日
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1935年福岡県直方市生まれ。戦時体制時、3歳から中学1年まで、韓国と日本の間でゆれる対馬に暮らす。1946年福岡に移住。1957年武蔵野美術学校(現・大学)卒業・1958年日本アンデパンダン展出品・1971年東京から那覇に移住し制作拠点を移す。1973年第一回個展(沖縄物産センター画廊)、1976年南北ベトナムとラオスを訪問する。1977年沖縄女流美術家協会設立(事務局長)。1982年「私の沖縄10年展」(県民ギャラリー)、1995年「戦後50年、宮良瑛子個展-いのち」(読谷村美術館)。数多くのグループ展に参加し、今回は25回目の個展である。沖縄の女性像をモティーフにした作品を軸に、今も戦禍の絶えない世界の状況や政治・社会の矛盾を全面に押しだした社会性の強い作品を発表し続けている。今展は宮良が一貫して追及してきた「戦禍」と「平和」、「人間」をテーマにその集大成ともいえる個展となる。

 

 

 

 

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