2000年11月20日~12月3日

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昨年のベネチアビエンナーレ、NICAF TOKYO、光州ビエンナーレなど、韓国の現代美術が目を引いている。李恵園は1958年ソウルに生まれ、国立ソウル大学で美術を学んだ後、米国に留学した女流彫刻家。現在は韓国に住み、自国をはじめカナダ、米国、日本で作品を発表し活躍中。李氏のオブジェ作品群は神秘的で美しい。素材は金属の錫で出来ているが、静謐で温かく気品があり、まるで李王朝の白磁の美しさに触れるようだ。