1985年12月3日~8日

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インドの風土の中に営々と立ち続ける古い寺院や神殿、一瞬が永遠であり永遠が一瞬であるかのように…、永原さんの絵を見ていると妙に哲学的な言葉が浮かんでくる。細部まで丹念に仕上げられ、計算し尽くされた画面は描かれたものをはるかに越えて見る側に強い精神性を誘発する。今回の作品は昨年インドを取材した中から締めくくるにふさわしい展示会になるかと思います。