2006年7月15日~30日

IMG_2
1948年佐敷町生まれ。琉球大学美術工芸科卒業。7年間の美術教師の後、87年から現代美術の創作活動に全精力を傾けた渡名喜元俊。「老婆の草むしりのように仕事をしたい」が口癖だった。団塊世代の象徴的美術家と言ってよいだろう。「反体制」「反芸術」は彼の表現の核になっていた。ミニマルからコンセプチャル、更にローテクアート、最後はコンピューター内部のバーチャルアートに行き着いた。不運にも三年前(2003年)、急性白血病で世を去った(享年54才)。ピュアな精神主義者で、現実の芸術生活は真剣かつ壮絶であった。今展は故渡名喜元俊氏の美術活動の足跡をたどり、追悼する企画展となりました。

 

 

 

 

_82_c6_82_c8_82_3_82_c6_82_c8_82_4 _89_e6_91_9c_04