1988年5月17日~22日

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今、真摯に絵画を実践している者にとって、絵画がアブリオリに存在することは、在りえない、ということが私の出発点である。「労働」「老婆の草むしり」という概念は、いわゆる巨匠の独創と対峙する。芸術の媒介でしかない絵画を、芸術そのものと勘違いする族の視覚を破壊すること、それが私の願いである。真実を見抜く視覚と、コスモで耐える地球と、全てのものに平等にふり注ぐ太陽に…乾杯! (渡名喜元俊)