Archive For The “Exhibitions” Category
1989年11月11日~19日
今展では、ダンスする人体を銅線で立体に形どった作品6点と、同じくダンスする人の絵と、マティスの絵を銅線と銅板で立体化した、それぞれ3点のレリーフを展示致します。
金城明一展 -マーヒラキーしてウチナーを見つめる画家-
1989年10月3日~8日
金城氏のウチナー風景は、これまで誰も描かなかったウチナーである。古びた庭のイースでタバクしながら静かにムヌカンゲーしているオジー。トタンで軒をのばした、継ぎはぎだらけのカーラ家。気負いがなく、自然に時間をたべている生活人の風景がある。大地にマーヒラキーした画家の絵にウチナーカバが立ちこめている。皆様のご来廊お待ち申し上げます。
伊江隆人展 -ハッピーインニューヨーク-
1989年9月12日~17日
一体、N.Yで何があったのだろう。昨年のセントラルパークでのパフォーマンス以来、伊江さんの絵が大きく、激しく動きだした。まるでクレージーアーチストが水を得た魚のように、自由、かつ大胆に、表現域を拡大した画面がすばらしい。皆様のご来廊お待ち申し上げます。
国吉和夫写真展 -マンチャーヒンチャーカルチャーオキナワ-
1989年8月22日~27日
変わり行くウチナー、マンチャーヒンチャーの中にも、それぞれの独自性や自律性が見え隠れする。国吉さんのライフワークは正にオキナワの現在シーンである。真夏の太陽でチルダイしたチブルは、その刺激でドウマンギテしまうに違いない。皆様のご来廊お待ち申し上げます
金城須賀子展 -まぶしい真夏のシャワー-
1989年7月11日~16日
沖縄の夏は本当に暑い!気だるい。しかし、空気はカラッとして気持ちがいい。今回の金城須賀子の世界は、あの空気感を彷彿される。冷たいレモン水やペパーミントの味が、色彩のシャワーになって大気へ広がって行く。強化プラスチック・パネルにアクリル絵の具でドローイング(素描)した抽象画17点展示致します。二年ぶりの個展、皆様のご来廊お待ちしております。
永原達郎展 -砂漠の民-
1989年6月20日~25日
今回の取材はインドの砂漠地帯ラジャスタン州です。ラージプト族(戦死の意)と呼ばれる人々の織りなすロマンチックな歴史は、インドでも一風変わった文化として知られている。インド風景を描いた水彩画が20点、6号から10号まで展示致します。皆様のご来廊お待ち申し上げます。
番留京子展 -アッケラカンと大胆に、ニュー世代パワー-
1989年5月9日~14日
「こちょぱちょラ・ラ・ラ」「ムーンライト・ジァンジァン」「フーアーユー」「お月見楽し」のタイトル通り、画面にはイノシシ、キツネ、イヌ、若い男女がグリーン、赤、黄色などの原色で自由奔放に描かれている。日本の神話、イソップ物語の世界を連想させるようなメルヘン調のアクリル画を中心に木版画、箱物合わせて31点を展示致します。
アートバザール -春の感謝、感謝-
1989年4月12日~16日
ディスカウント20%~50%OFF 出品画家:伊藤清永・カトラン・デペルト・横尾忠則・ルノアール・ピカソ・元永定正・シャロワ・黒崎彰・ギャマン・ペクナール・関根伸夫・磯崎新・フォリシェ・武田尚美・沢田哲郎・その他、地元画家の作品多数販売致します。
渡名喜元俊展 -限りなく無垢に近い色、いろ、イロ、IRO-
1989年3月7日~19日
「反造形」、「アンチアカデミズム」、これまでのアート概念をしめ出し、新たなアートコンセプトを打ち立てる。色は色として素材は素材として自律した世界を目ざす。限りなく無垢に近い存在に目を向け言葉のないものたちへ問いかける。皆様のご来廊お待ちしております。
金城満展 -チルダイとハーダーリーの不協和音-
1989年2月7日~19日
それぞれのフォルムが屈折しながら関係を保っている。屈角の微妙さは、休日の真昼間に泡盛を飲びてピンクフロイドの不規則なバランスでカチャーシーを躍っている様なものだ。最近の金城満の変貌は目が離せない。不揃いのものたちの豊かなコミュニケーション、金城氏のドゥワジーとドゥチュイムニーの画面がすばらしい。皆様のご来廊お待ちしております。